ノラプログラマーの技術メモ

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ひろゆき著「無敵の思考」を読んだ。最後のオチに驚いた。

ひろゆき著「無敵の思考」を読んだ。最後にすごいオチがあって驚かされた。

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ひろゆきの本名は西村博之で、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を作った人くらいの認識しかなかった。

その彼の著書である「無敵の思考」は、話し言葉風の文体でとても読みやすい。

ひろゆきの主張が各章で簡単にまとめられており、全200ページ程度ということもあってサクッと読める。

本書のエッセンスを自分なりにまとめてみた。

ルールを決める

人生は選択の連続だ。「買うか買わないか」「どれを食べるか」など。

意思決定には労力を使うため、その都度選択していたのではパフォーマンスが悪い。また感覚的に判断していると損をする。

だからあらかじめルールを決めておき、ルールを軸に判断するのが良いのだとひろゆき氏は主張する。

具体的には「一番安いものを買う」「外では食べない」などの自分ルールを決めておくのだ。

基準点を低くする

人生の時間は有限だ。ならば幸せを感じる時間が多いに越したことはない。

幸せを感じたいなら、考え方を変えることが重要だ。

ひろゆき氏によれば、常に最悪を想定しておくことで、幸せを感じることができるという。

例えば、年収500万円の人が300万円になれば不幸に感じ、年収200万円の人が300万円になれば幸せを感じる。同じ300万円なのに。

このように、基準点を低くしておくことで、幸福に生きられるというわけだ。

コスパを追究する

コスパとは費用対効果のことだ。

費用にはお金だけではなく、時間や労力も含まれる。

コスパを追究するなら、すべて自力でやる必要はない。

人から借りる、助けてもらうという選択肢が考えられるようになり、低コストで生きられる。

低コストで生きられれば、仕事やお金にしばられず、人生の自由度が高まる。

ネタばれ注意!

本書を最後まで楽しみたいなら、以下、読まないことをオススメする。
 
 
 
「おわりに」の最後に書かれていた一文を引用する。

『この本は編集者の種岡健さんに、過去に書いたことや話したことをまとめていただいただけなので、ちゃんと自分で書いたのは、おわりにだけなんですけどね。』

これを読んだときはズッこけた。

でも上述した通り、コスパを追究するという考え方であれば、著者が自ら実践しているものと推察できる。

「無敵の思考」の主張はロジカルかつシンプルで、面白い考え方だと思う。

生き方の選択肢を増やす意味でも一読をオススメする。