ノラプログラマーの技術メモ

ネットで調べても出てこなかった情報を載せていきたい技術系ブログ。

【まとめ】論理と問題解決の技法

▼論理

1.論点は何?

「何を考えるべきか」をまず考える。
論点は改善感度が高い問題であること。また答えを出し得ること。

2.複数の根拠で主張を支える

納得感の高い根拠を複数用意し、主張を支える。
ピラミッドストラクチャーと呼ばれる型がある。

空、雨、傘(演繹法/三段論法)

「空が曇ってきた」⇒「雨が降りそうだ」⇒「傘を持っていこう」というロジックで、論理の飛躍を防ぐ。

WHYの並び立て(帰納法

「(主張)です。なぜなら(根拠A)、(根拠B)、(根拠C)だからです」というロジックで、論拠を強化する。

3.根拠はファクトベースで!

どれだけ論理展開が正しくても、ベースとなる根拠が間違っていたら、最終的な主張も間違ったものになってしまうため。

▼問題解決

1.分析フェーズ

1-1.考えられる原因をすべて挙げる

MECE(モレなくダブりなく)を意識しながら、問題を分解する。
分解する型として、「WHERE・WHAT・HOW」と「最終形からの逆算」が役立つ。

1-2.仮説を立てる

仮説は「はい/いいえ」「多い/少ない」「増えている/減っている」など、答えが出せること。
一次情報に触れ、一次情報を大切にする。

1-3.検証する

データを集めて分析する。分析とは比較、すなわち比べること。
定量分析の型である「比較」「構成」「変化」を使い、データで語る。

2.処置フェーズ

2-1.考えられる打ち手をすべて挙げる

MECE(モレなくダブりなく)を意識しながら、打ち手のアイデアを幅広く洗い出す。

2-2.最適な打ち手を選ぶ

すべての打ち手をマトリックスの上に並べる。
実行しやすく、効果の大きいもの(図の右上)が最適な打ち手。

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2-3.実行する

期日から逆算して、実行スケジュールを組む。
スケジュールには、具体的に誰が・いつまでに・何をやるのかを書き出す。