Googleアナリティクスでアクセス解析するためには、正確なデータが必要だ。また取得できる情報は多いに越したことはない。
より正確で、より多くのデータを抽出するために代表的な5つの項目を設定する。
1.性別、年齢、興味・関心を取得する
ユーザー属性を取得する設定をする。
ナビゲーションリンクにある「管理」をクリックし、「プロパティ」にある「プロパティ設定」をクリックする。
「ユーザーの分布レポートとインタレスト カテゴリ レポートの有効化」をオンにして保存する。
2.同じページが分散して計測されるのを防ぐ
・http://test.com/(/で計測される)
・http://test.com/index.html(/index.htmlで計測される)
上記を同一ページとして集計するよう設定する。
ナビゲーションリンクにある「管理」をクリックし、「ビュー」にある「ビュー設定」をクリックする。
「デフォルトのページ」に index.html を設定する。
もしec-cubeなどを利用しており、セッション情報を含むURLがありえる場合は「除外する URL クエリパラメータ」に sid, cid を設定しておく。
3.関係者のアクセスを除外する
従業員が自社サイトにアクセスすると、顧客だけのアクセスではなくなる。そのため、関係者のアクセスを除外する。
ナビゲーションリンクにある「管理」をクリックし、「ビュー」にある「フィルタ」をクリックする。
下記の画像のように「IPアドレスからのトラフィック」を「除外」するように設定する。
4.スマートフォンの検索エンジンを追加する
ドコモの「dメニュー」やKDDIの「au one」といったキャリア公式メニューから検索された場合のキーワードを取得する。
ナビゲーションリンクにある「管理」をクリックし、「プロパティ」にある「トラッキング情報」にある「オーガニック検索ソース」をクリックする。
「検索エンジンを追加」をクリックし、docomoとauの検索エンジンを登録する。
5.ゴールページにコンバージョンを設定する
サイトに「資料請求」や「注文」といった、訪問者に期待する行動や目的がある場合は、google analyticsにゴール目標を設定しておく。
ナビゲーションリンクにある「管理」をクリックし、「ビュー」にある「目標」をクリックする。続いて「新しい目標」をクリックする。
目標設定
自社サイトの目標に近いものを選ぶ。特になければ「カスタム」で構わない。
目標の説明
自分が分かりやすい名前を入力し、タイプで「到達ページ 例:thanks.html」をクリックする。
目標の詳細
到達ページに目標ページのURLを入力する。目標到達プロセスをオンにし、目標までに通るプロセスのURLと分かりやすい名前をセットで入力する。