冷蔵庫から水漏れ!
東芝の冷蔵庫(GR-B33G)が水漏れするようになった。
買ってから6~7年、水漏れに気付いたのは、ここ2週間ほど。
どこから水漏れしているか確認したところ、野菜室と床が濡れていた。

水漏れするタイミングは不定期で、量はそれほど多くない。なぜ?
原因不明、修理を依頼
東芝のホームページに故障診断があったので、調べてみる。
⇒ 冷蔵庫 故障診断 | 故障診断 検索結果
給水タンクに水を入れすぎていない。

給水タンクの奥にある水受けケースはちゃんと設置されている。

給水タンクのパッキンも問題なし。

まったく原因不明なので、東芝のホームページから修理を依頼した。
水漏れの原因はドレンパイプの凍結だった
修理依頼から2日ほどで、修理のおじさんがやってきた。
話を聞くと、野菜室の奥にある格子窓の部分に排水のためのドレンパイプがあり、それが凍結したため、うまく排水できずに水漏れしたとのこと。

なぜドレインパイプが凍結するのかと言うと、冷蔵庫を冷やしている冷却器によって霜がつき、その霜が折り重なって最後は凍るのだそうだ。
根本の原因はマイコンのバグだった!
本来であれば、凍らせないために除霜ヒーターが付いているのだが、マイコンのバグで霜を溶かすタイミングがずれていたとのこと。
というわけで、東芝のおじさんは次の手順で修理していた。
1.冷蔵庫の電源を切る
2.業務用ドライヤーでドレインパイプを高温で温め解凍する
3.冷蔵庫の後ろからマイコン(コンピューターの基盤)を取り出す
4.マイコンに新しい線をつなげて戻す
修理自体は20分ほどで終わった。
東芝のミスなのに痛い出費…
冷蔵庫の水漏れ修理にかかったお金は、14,202円(技術料10,700円、出張費2,200円)だった。

自分の使い方が悪いのが原因ならまだしも、東芝冷蔵庫のマイコンのバグで起こった水漏れなのに、なぜかこちらがお金を払わなきゃならない点にモヤモヤ…。
もし自分で直そうとするなら、冷蔵庫の電源を切って、ドラインパイプにドライヤーを当てるか、熱湯でもかけた方がいい。
ただしこの方法では根本的な解決にはならないため、定期的にメンテナンスしないとまた水漏れが発生してしまう。
東芝さん、粉飾してる場合じゃないですよ!
いい商品を作ってください!これじゃ凍芝…