後悔だらけ リスカ傷跡の修正治療手術ブログ
リストカットしている女性は意外に多い
普段は隠してはいるが、夏に長袖を着ていると、あまりの暑さにリストカット跡の修正手術を受けることを決意した。
どうしても半袖が着たいんじゃあああ!!
治療手術は、自傷していたところを切開し、縦に縫い治すというもの。イメージとしては、こんな感じ。
手術してもしなくても、どちらにしても傷跡は残ってしまう。横に複数の傷跡があるか、縦に長い傷跡が1本あるかの違いだ。
でも何か聞かれたら「ちょっと怪我して縫ったの」って答えようと思ってた。この時までは・・・。
治療手術してくれる病院探し
まず私の傷は白い傷跡が数本ある程度で、はっきり言ってよく見ないと分からない。
範囲も広くないし、ケロイドにもなっていない。
自傷していたのは6年くらい前で、傷跡はもうすっかり白くなっている。
今は精神的に落ち着いているので、リスカしようとは思わないけど、この傷を見るたびに自分の黒歴史を思い出したり、悪い意味で「うわああぁぁぁぁ!!!」となることもある。
それで思い立って、リスカ痕を治してくれる病院を探した。
調べてみると、火傷痕を修正治療するカテゴリーと同じらしいので、「美容整形外科」じゃなくて「成形外科」で探す。
リスカ跡の修正手術
美容整形外科ばかりが出てくるなか、なんとか成形外科を見つけて受診した。
初日は感染症を調べるための血液検査をして、3,500円ほどのお会計をして帰ってきた。
手術当日、術野のマーキングから始まり、顔にタオルを掛けられ、麻酔をされる。
麻酔と言っても腕が痺れてるというだけで、押したり引っ張ったりの感覚はなんとなく分かる。
そして皮膚をサクサクっと切られてる感覚も分かる。
手術は無事に終わり、帰宅して痛み止めを1錠だけ飲んで寝た。
明日からどれくらい痛いのかと不安だったが、意外にも痛みはなかった。押せばほのかに痛いものの、普通に生活してる分には全く問題ない。
手術費は、保険適応で6万5千円だったよ。
そして思わぬ落とし穴
手術から数週間がたって抜糸した。ガーゼを取ってビックリしたんだけど、かなり長い手術跡だった。
リスカの範囲は狭かったけど、その皮膚を全部切り取って、残った皮膚をつなぎ合わせて閉じるわけだから、当然っちゃ当然なんだけど・・・。
あれから数ヶ月がたち、アルバイト先でいわれた一言にショックを受ける。
「それ(縦に縫った傷跡)リストカットの跡でしょう?ビッグダディの元妻(美奈子)も、リスカの修正治療で縦長の傷になってるからさー」
わざわざリストカットの跡を消すために手術したのに、逆に目立つようになって激しく後悔した。
ネットで調べてみると、いろいろ隠すやり方が見つかるので、もしかしたらこっちの方が良かったのかも知れない。
これからリスカ治療したいと思ってる人は気を付けてね!