5分で出来るcakephp2系のインストールと設定方法
1.cakephp2系をダウンロードする
CakePHPのサイトから最新版のソースコードをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルをサーバーにアップロードし、zipを展開しておく。
ちなみにcakephpはpearなどの外部ライブラリ依存がないのが嬉しい。
3.エラーを解消する
サーバーに設置したファイルにURLを指定してアクセスするとこんな感じでエラーと警告が出るはず。
赤いのがエラーで、黄色は警告。緑は問題なし、ということらしい。なのですべて緑色にしていきます。
3-1.セキュリティ関連の値を変更する
[app/Config/core.php]を開いて、Security.saltとSecurity.cipherSeedの値を変更する。
Security.saltは適当な英数字に変更する。
Configure::write('Security.salt', 'DYhG93b0qyJfIxfs2guVoUubWwvniR2G0FgaC9mi');
Security.cipherSeedは適当な数字に変更する。
Configure::write('Security.cipherSeed', '76859309657453542496749683645');
3-2.データベースの設定を行う
[app/Config/database.php.default]を[app/Config/database.php]の名前でコピーする。
[database.php]を開いて適宜設定する。
public $default = array( 'datasource' => 'Database/Mysql', 'persistent' => false, 'host' => 'localhost', 'login' => 'user', 'password' => 'password', 'database' => 'database_name', 'prefix' => '', 'encoding' => 'utf8', );
ちなみに['encoding' => 'utf8']はコメントアウトされているが外した方が良い。
これを有効にしておくとphpmyadminで文字化けしなくなるからだ。
3-3.デバッグツールをインストールする
GitHubからDebugKitをダウンロードする。
[app/Plugin]フォルダにファイルをアップロードし、[DebugKit]の名前で展開しておく。
[app/Config/bootstrap.php]ファイルを開いて下記の1行を追加する。
CakePlugin::load('DebugKit');
以上で終了!
再びCakePHPを設置したURLにアクセスしてみると全部緑色になっているはず。
これでインストールと設定ができました。
このあとは
・cake schema createコマンドでテーブルを自動生成する
・cake bakeコマンドでCRUD機能を自動生成する
といった流れになります。